個の大切さと責任 |
自分たちの暮らしは、
途方もなく大きなシステムの中に組み込まれている。
土地、地区、学校、市、県、国…、そして人々を覆う社会組織と概念。
自分も必然的にさまざまな社会組織の一員となって
歴史の一端を構築しているわけだけど、
そのしくみが当然だと思い込み、その流れの中にいれば安心な気がして、
こどもが犠牲になっている事に気付かず、
自身が振り回されていることに気付かず、
結果とほうもない傷をこどもに負わせてしまった個人としての経験を
いくつかもっている。
加えて震災と原発事故。
個人で気付き、個人で選択し、個人で納得するしかないとおもうから、
そのためにバランスとりながら、情報を得て咀嚼する努力している。
…….
私らは、なにか組織に属してお給料をもらう立場ではなく、
“自分で仕事を作って仕事する” 選択をして今に至っている。
ここに暮らしているしているのも、自分が選択したからだし、
そこにこどもや家族を巻き込んでいる。
だからこそ、
考え方や選択に、重い責任があると感じている。
だからこそ、
大きなモノに支配されることを避け、個人個人と繋がりたいと思っている自分を
最近より強く感じている。
寒さも日増しに強くなり、
今年の〆として展示会をされている作家さんも多く、
先日ダンナともいろいろご挨拶してきた。
それぞれの形の、さまざまな活動の仕方をみると
元気がでるし、力をいただく。
今年ももうひとふんばり。