「ごちそうさまがききたくて。」 |
この”ごちそうさまがききたくて。”シリーズ2巻は20年近く使っている。
私の中でほんとうに酷使している本。
この本から栗原家の食卓を知って、当時ほんとにドキドキした。
さばそぼろ?からはじまって、
千切り?ごま和えアレンジ?たれ?お客さんにささっと料理?
なによりこのごはんたちを囲む家族たちを想像して、憧れた。
結婚前のわたしのけなげな書き込みも随所にみつけられるのが我ながら微笑ましい。
今は娘がこの本のレシピでカレーを作るようになった。
良書だと思う。私にとっていちばんの感謝本だ。
それはそれは作り込んだけど、
それでも作った事なくて、でも憧れていたレシピから、
最近ふたつ作った。「シメさば」と「いなり寿司」。
シメサバは実際は上越の釣ったばかりの鯵をいただいたのでシメアジにしたんだけれども、
じぶんで酢ジメにしたのは、とっても美味しかった。
おいなりさんは特別好まなかったので、自分で作ったこともなかった。
稲荷を煮ていて、なんか穏やかな気持ちになった。煮豆しているときとかもそうだけど、
なんでこういう時やさしい気持ちになれるんだろう。
みなとっても喜んでくれた。お稲荷さんアレンジ、ちょっとはまりそう。