手仕事の日常品 |
京都舞鶴でのら仕事にいそしんでいる両親から、たっぷりの万願寺とうがらしが届く。焼いておかか醤油は私の大好物。今の時期の茄子もおいしい。毎朝丸なすを蒸して、からし醤油やゆずこしょう醤油につけて夜ごはん用に冷やしている。友人からもらったシーズン終わりのバジルも、オリーブオイルに漬けた。バジルオイルで炒め物などに使おうと思う。
右のコンフィチュールは、先日行った松本で立ち寄ったChez Momoさんのもの。お味見タイムがたのしかったなー、ジャムにこしょう入れるんですねっっ…超新鮮で感激だった。一緒に行った友人は以前フェルベールさんのジャムにはまって買いだめしていたそうだが、彼女もおいしいと感激していた。
松本では美術館やお店をたずねたり。カフェマトカさんのカレー、おいしかったなあ。ピクルスもおいしかった。
松本行きの目的地は、ここ。松本民芸館。10年くらい前にいって忘れられない場所だったんだ。
雑木林に囲まれた、静かな建物。民芸の無名感がとてもこころ落ち着かせてくれたんだった。ただ美しいな…いい空気だな….とか思えたんだった。
あの時もこの2階の窓から入る風がほんとに心地よくて、思わず長椅子に腰掛けたのだが、当時二匹の怪獣連れで彼らのスイッチが入って大暴れしだしたのだった。いつも暴れてもあまり叱らなかったが、このとき子供が暴れたのはほんとに悲しくて悲しくて、すごいつらくなっちゃったのを懐かしく思い出した。笑っちゃう。なつかしい。
素朴で、余計なものなくて、丁寧な手仕事。日本だけでなくアジア各地、中南米、ヨーロッパ、世界各地から集まっているのに、ぶつかりあわないという安堵。いい時間だった。