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day&day::放射能汚染 母として

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放射能汚染 母として



原発事故からすぐ、
近所のスーパーが「被災地応援セール」という言葉をかかげて、
原発周辺の産地の野菜を大量に仕入れ販売をしました。

「風評被害のために売れなくなった」原発周辺地域の野菜を、
大学生や農業組合さんたちが積極的に買って地元で販売していました。
お客さんは
「大切に育てた野菜が売れなくなる辛さがよくわかるから、
買って食べて被災地を応援したい」と言って
あっというまに野菜は完売した、というような新聞記事が
連日のように掲載されるようになりました。

給食センターetc に問い合わせをしました。
産地の情報はできる限り教えてくださりましたが、
「国の暫定基準値を上回るものは市場にでていないのでだいじょうぶです。」
という姿勢でした。
保健所の返事も
「市販のものは国の暫定基準値にそったものしかないのでだいじょうぶです。」でした。


とある勉強会に参加して、
そもそもみなさんは今、
自分の暮らす地への不安を抱えていないか、となげかけたことがありました。
調べてほしくないか?データがほしくないか?と。
「わたしは自分たちで食べる分を育てています。よろしければさしあげます。」
「うちの畑のものもあげますよ」
「不安な気持ちでいることで免疫がおちる方が影響が大きいように思う」
という意見が次々と出て、
大拍手になりました。

ニュースでは
首相たちが3人そろって笑ってさくらんぼとミニトマトをたべていました。
その写真をもとに「風評被害をなくそう」という記事が、
朝日こども新聞にも掲載されていました。


……


「国の定めた基準値内なので大丈夫です」
「風評被害はいけません」
「みんなが一丸となって」
「暮らしにはもっと大事なことがあるのではないですか」
「気持ちが大事です」
「心配しすぎです」




確かにそうかもしれない。


でもしっくりこないんです。
しっくりどころか、猛烈な不安に襲われます。





6/5(日)6(月)の信濃毎日新聞で、
中条の有機野菜農家「まごころ・ふれあい農園」の久保田清隆さんとかほ里さんの特集がありました。


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長野県松本市の給食へのとりくみも。

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(クリックで拡大)

新聞記事での「風評被害」の定義に残念に思うところもあります。
(わたしはこの言葉に猛烈な拒否反応があります。)
給食に関しては、
内部被爆を“ゼロ”にするというのは、もう無理なのではという感覚があります。


でも
久保田さんは、自分の野菜を食べる「お客さん」に安心と健康を届けたいと願っている。
松本市の給食センターは、給食を食べる「子供達」の体を守ろうとしている。

どうなのか知って、できる限り守りたいのです。