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絵本みたいな空
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帰り道、「絵本みたいな空だね」と娘が言いました。幻想的な藍色の空に、山の木々の輪郭が浮かび上がっています。

この山の中には、クマの親子たちもいるんだよね.....。

絵本の中のおはなしではありません。笑
山村に暮らしていると、「家」というものは虫や動物や風雨から身を守るためのものだと強く感じされられます。
今年はクマ出没警報がとっても多い。

クマがでるとバス通学の許可がでるので、朝なかなか起きれない息子は、布団の中で「熊出ろ熊出ろ」と唱えている。
......そんな息子がこわい。

絵本つながりで、
雑誌MOEさんから、2010年の絵本ベスト30を選ぶアンケート依頼が届きました。
ご縁あって毎年お声かけいただいて、暮れに近づいていると気づかせてくれます。
わたしは「じぶんの木」と「5ひきのすてきなねずみ ひっこしだいさくせん」の2冊を選びました。

「じぶんの木」は、友人がいいよ、と見せてくれて、
松成真理子さんの描く色彩滋味深い山々と愛らしいおじいさん/ ひ孫の姿にしみじみした本。
「5ひき〜」は
安曇野絵本館で見たこの原画がとってもたのしくて愉快だった思い出も含めて。

来週はよみきかせが続きます。
中学校でお話会をひらき、小学校では1年生のクラスに入ってお話を読んでくる予定。


2010.10.13
木のかんざし
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主人が今年に入ってずっと模索・研究しているもののひとつ、「かんざし」。

そう、木のかんざし。
素材は“銘木”を厳選していて、
MWC.WORKSHOPでの手仕事の力を、“アクセサリー”という部分で発揮していて、
独特の造形美のある作品が誕生していっています。
パートナーの特権、木のアクセサリーを“身につける”という
プライベート感たっぷりの楽しみを、日々味わっているところ。
(先日の写真も!)

工房脇に並べられた試作をみた方に、
「あれ、かんざし作ってるんですか?」と声をかけてもらうことが度々あり、
聞けば昔着付け教室に通ってたとか、最近あらためて着物をきることを楽しんでいるとか、
どんどん掘り起こされ、つながっていっておもしろい。
着物の展示会でご意見を伺ったり、興味をもってくださった方につけてみていただいたりと、
主人も精力的に研究をしています。「楽していいもの作れない」と。
こういうところに魂を注げるか注げないかが、作り手の境目な気がする。

上の写真はスプーン作り教室にいらしてくださった方にモデルになっていただいたもの。
和装はもちろん、カジュアルなふだん使いにも重宝する「木のかんざし」。
お披露目できるときがたのしみです。


2010.9.26

美篶堂手製本ワークショップ
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美篶堂さんのワークショップに参加する。
美篶堂は手製本の会社。東京お茶の水にお店、信州伊那に工場がある。
今回は長野の工場長、上島真一さんの出張教室だ。頭に“本”の柄のてぬぐいを巻いておられる。
テレビや書籍でお見かけするときも、いつも頭は本柄のてぬぐい巻き。トレードマークなのかな。

安曇野のギャラリー・シュタイネさんの石壁の展示室が会場となる。心地よい緊張感!
8月のあいだに、メモ帳を使った豆本作りや、スケッチブック作り、和綴じの本作りなど
いろいろなワークショップがひらかれていたのだけれど、
わたしが参加したのは、「本の型をした紙のくるみ箱」作りのワークショップ。
本の表紙をひらくと中が箱になっている、という構造の紙箱だ。
材料のボール紙、板紙、くるみ紙、ボンドや刷毛、はさみ、手ふき、仮止め用のマスキングテープまで
カットした状態で用意してくださっているものの、仕上げまでたっぷり2時間半かかった。
蓋がみずいろ、ボディが黒、箱の中は茶いろのシンプルな箱が完成。
たかが箱、されど箱だ。
構造がわかったから、しきりをつけられたらアクセサリーボックスがつくれるな.....
仕事のシールやタグをわける箱もつくりたいな.....
大切な葉書やDM、お手紙入れもいいな.....と妄想がふくらむ。


長年美しい本を作り続け、技術と職人技を守る世界にありながら、
ワークショップを通じて、プロから趣味の人にまで製本のたのしみを広げてられて、
遊びごころも大事にされていて、
(シュタイネさんで扱ってくださっている、ダンナ作の木製豆本ミニプレスや、
パルプ&ペーパー柄の切手をフレーミングしたミニ額をとっても気に入ってくださっていたのだ!)
開かれている安心感が心地よかった。
お茶の水店主、上島明子さんが、わたし作の“スプーンができるまで”の豆本もほめてくださって、
ちょっとしたアドバイスもくださって、わたしも疑問に感じていたことなどご相談させてもらったり、
贅沢な時間を過ごさせていただいた。


シュタイネさんは、自分たちの仕事は人と人とをつなぐ仕事、とおっしゃられていて、
その通り、いろいろな方とのつながりをいただく。
いつもシュタイネさんは“スプーンをお求めくださった方が...”とか“時計を気に入られていた方が..."とか
お客様のことも丁寧にお知らせくださる。ありがたい。
ひさしぶりに浴衣で
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久しぶりに浴衣に袖を通して出かけました。目指すは善光寺さん近くのかき氷やさん。
毎年長門屋さんでかき氷を食べるのを楽しみにしています。
「昨年は梅シロップだったけど今年は宇治にしてみる」と計画をたてる娘息子。
連日の猛暑で疲れ気味の体に、さくさくの氷が染みわたりました。


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前に浴衣を着たのは、息子はまだいなかったので10年以上前。
いうこときかない盛りの1歳すぎの娘を連れて主人の実家へ里帰りしたときに、
義母が義姉とお揃いで浴衣を用意してくださったのでした。
着付けてもらって、大阪くずはの花火大会に行きました。
はじめての育児で必死でくたくただった時期でした。
浴衣を着てでかけるなんて華やかなことは義母たちの協力なしではできなかったことで、
うれしかったのを覚えています。
娘が出店でぎゃーぎゃーいっていてすぐに退散したのですが、それでもとてもうれしかった。

そんなだったのに、久しぶりに私が浴衣を着ようと思ったきっかけは、娘なのでした。
このごろ彼女とても大人っぽくなってきました。傍らで母もドキッとします。
髪型やファッションにもこだわりがでてきて、
友達からも情報を仕入れ、アクセサリーのたくさん載った雑誌をいつまでも飽きずに眺めています。
おしゃれってパワー源だな、と娘をみていてつくづく感じるようになりました。
とてもいい事だと思います。

.......そしてはっとするのでした。我が身をふりかえって。
もっと自分のお手入れをしたいな、と自然に思うようになってきました。
それどころじゃない時期を経て、子供も随分と大きくなり、
心にゆとりがでてきたということかもしれません。
そんな流れで、浴衣の入った箱を10年ぶりに開けたのでした。

義母はとても落ち着いた紺地に笹の葉柄の浴衣を用意してくれていました。
今でも違和感なく着れそうでした。
心弾ませ「ゆかたの着付け」の本を買ってきて着てみたものの、ちんぷんかんぷん。
着付けの上手なミワちゃんに頼んで着付け教室をしてもらいました。
上手なひとはさすがです。優雅です。うらやましい佇まい。かっこいいなあ....。
私もあんな風に自然に着たいなあ.....、と帰って復習しても、必死で汗だく。
これは慣れだね。またミワちゃんに先生をしてもらおう。

それにしても、なかなか浴衣を着る機会ってないものです。
1回家で着付け練習後、浴衣で「龍馬伝」をみたのですが、いい感じでした。
龍馬と同じ時代にいるような感覚で。笑



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