週末明け

おかあさん、てきとうになってきたね、といわれるこの頃です。
ええ、いちいちこだわってたら持ちませんの。
それが年を重ねるということよ、わかった？
（私をひとりの人間としてみている小6と中2の視線がイタイ…。）

池澤夏樹の小説を久しぶりによんだらとても心地が良い。

新聞誌面で、沢木耕太郎が小学生の質問に答えていて、
作家という仕事の魅力は、
「明日こうしようと思ったらできる人生」なところだと言っていた。
ひとりで生きて行く力を持つ事は、自由を手に入れる最大の方法だって。
ふふーん。

お世話になってる保険のTさんが、
毎月送ってくれる私新聞で、
核家族から昔の大家族化に戻り、シェアしていく暮らしを
これからの生き方への提言としてお勧めしている。
ほほーん。


昨夜バタンキューの私に、
息子はカーネーションを、
娘はバラのハンドクリームと爪磨きをくれました。ありがとう（涙。
昨日は野球の監督がみんなの前で、
息子ががんばっている姿勢を褒めてくれたそうだ。
うれしかったと。よかったね。
そんな時に限って、おかあさん育成会仕事で見れなかったね。あは。

今週もがんばっていこう！

ゴールデンウィークあけて、小布施へ。

ゴールデンウィークは、ほぼすべて、
野球をがんばっている息子の応援でおわりました。

かあちゃんとしては、
何をしたって「がんばってるからいいじゃないか」なのですが、
野球というのはチームプレーですから、
息子がミスすればもう立場もなく、
...まあ...彼は不意打ちでありえないミスを重ねたりするものですから…

体はカチコチだわ、胃は痛いは、やっぱり焼けてるわで、
こういう異常な心境はからだに悪いとつくづく思う。
気がつけば全身筋肉痛になっているのは母（汗。

大会優勝。おめでとう。






心ほぐすべく、新緑美しい小布施に連れていっていただきました。





【茶房まめ家】さんで、豆冨御膳を。

冷や奴、豆腐サラダ、豆腐の春巻き、豆腐まんじゅうのあんかけ、
豆腐ステーキ、豆乳パン、お味噌汁に五平餅、そして最後は豆乳プリン。
おなかいっぱい、ごちそうさまでした。






苔緑の帯留めをあわせて。







お気に入りの帯。岡本太郎帯と呼んでいる。

桜

さくらが一気に咲いて、のんびりしていたら、
今度はみどりがすごい勢いで、一気に葉桜になっている。
春の服をたのしむ間もなく、夏服の用意をしなくては....
気候の変動にせかされるような気持ちです。

善光寺　門前さんぽ

善光寺さんのすぐ近くにある、トケトケさんというカフェで、
お昼をいただきました。ピリッと辛い塩豚のアラビアータ。





お店の前には、りっぱな大木のある湯福神社。





ちょっと歩くと、今胡楓堂アクセの展示会をしているナノグラフィカ。
お客さんや、着付けの先生が、お着物で寄ってくださりました。




着物が似合うところだ…。
スタッフのはやかちゃんも、そう言ってる。ゆめだったって。






タグアナッツのアクセサリー、
大切にしてくださるって。うれしいな。





こけしにはまってるって見せてくださった、
こけし手ぬぐい♬





小物ってかわいいなあ。
ユウジさんも巻き込んで、しばし小物談義。




カフェ トケトケ　
長野市横沢町723
026-232-2955

ナノグラフィカ
長野市西之門町930-1

026-232-1532(w/fax)

Byerのメイン・ラウンジャーと、くすの木枕

20年近く前、わたしがはじめて買った椅子です。
ひとり暮らしをはじめたとき、椅子暮らしに憧れて、
「ソファ欲しいなあ…でも買えないなあ…」と思ってたとき、
お店でこれみて座ってみたら、角度がよかったので、
買った記憶があります。

ユウジさんが今、
折り畳めたり、小さく収納できたりする家具の構造に興味をもっていて、
あれこれ勉強しているのですが、
「あれ、なんか昔椅子持ってたよね？」と倉庫からひっぱりだしてきました。
座面の鮮やかなブルーは、すっかり色あせていましたが、
なんとも、懐かしい…。

折り畳み家具の造作は、アウトドアファニチャーに面白いものが多く、
キャンプに詳しいshakerさんにお伺いしたら、
この椅子はByerのメイン・ラウンジャーという椅子だそうです。

Byer社は1世紀以上にわたって、
米軍やキャンパーに野外用家具を供給してきた老舗のメーカー。
これはむかしアメリカ・メイン州の自社工場で生産していたときのもので、
今現在はつくってなく、
アウトドア・マニアの中ではそこそこなお宝モノ…だそうです。
思い出いっぱいだし、大事にしよう！



…でもユウジさんは違うらしいです。
座り心地がとても悪いと気になるようで、
そんなわけでのオマージュ的新作はこちら。

ときどき自分のたのしみの家具をつくってます。大事なことですね。



ちなみに、そんな折り畳み構造勉強の中で、
「クスノキ枕」というものを買いました。




沖縄の漁師が小舟の中で枕として使ったり、
三味線を弾く際に座ったとされる伝統民具だそうです。
沖縄名はアジマックワ。高さを2段階で調節できます。

で、これ、一枚の楠の板からくりぬいて作られています。
すごい。アノニマスな美しいフォールディング家具だと感心しています。

この枕はわたしが気に入って独り占め。