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雪とけて、キモノ
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外にでると春のにおいがするようになった。ぽわっとゆるむ。眠たくなるね。
キモノきて行こ、と無理なく思える。今いちばんの楽しみがキモノ。


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ストールピンはヘビーユース。ぐるぐる巻きが大好き。
わたしは背があるので、ほんとうは足にもボリュームがほしい。キモノにあうブーツ探しがしたい。
帯留は、義母さまにいただいた主人のおばあちゃんの形見。


クライストチャーチの地震の様子に心が痛む。
被災された日本人、将来への志をもってNZに向かった人ばかり。
その背後にみえる、彼らを支える親御さんや親族の心を慮ってもつらい。
16年前の阪神大震災を思い出す。うそみたいだった。あんまりだった。

志を大事に生きたいと思う。

ふだんキモノ
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ふだんキモノの会。勝手に命名。
おしゃれ好きで、小物好きで、手作り好きで、
キモノファッションを自由に楽しみたいという気持ちがある人ばかり。
あれはなに?これすてきー、と興奮MAX。
着物、帯、帯締、帯留、バック、足袋....
リサイクルや手作りなどでエッセンスが合体して楽しいですねー。



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胡楓堂の簪たちの天然染めの色がキレイーといっていただく。
色あわせはキモノスタイルの醍醐味ですものね。




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つげのリングとキモノが相性抜群。
キモノスタイルに上手に取り込んでくださっていて、感激....。


ふだんキモノを楽しんでいらっしゃる方おられませんか?
当方キモノ一年生。ぜひいろいろ教えてください....!


ぐるぐるの理由
なぜ今”モノ作りの姿勢”のことを書いたか、
きっかけはNHKの「無縁社会」に対する議論を見たことです。
http://www.nhk.or.jp/muen/

番組では「自己有用感」が得られず不安だ、という声があがっていて、
それは仕事の中で自分でみつけるものでしょ、という人がいて、
単純労働の生産ラインでそれをどうみつけろというのだ、という人がいて、
会社がまもってくれない、採ってくれないという待ちの姿勢自体が疑問、という人がいて、
社会構造自体が、父が働き母が家を守り子供ふたり育てるという固定概念から抜けられない古いシステムのままだからだ、という人がいて、
職業訓練校で技術を得てもスタートにすらたてない、という人がいて、
赤ちゃん産んで仕事やめたら、社会とぷっつり縁がなくなって自分が必要とされてない感じがして苦しい、という人がいて.......。

なんだか苦しくなってしまったから、
あれこれ頭を思いがぐるぐるしている。
自己有用感って、なんでしょう。
私自身、あまりそこを頭で深く追求していられないというのは正直なところですが。
毎日私なりにも必死です。笑

いつもおもうのです。
これからはばたこうとしている子どもたちに、
何を大事にしてごらん、と伝えられるだろうって。
答えはひとつではないだろうし、答えがあるかどうかもわからないけど、
こういう道を選んできた私達だからこそ与えてあげられる思いは伝えたいな。

そういえば、最近は
「お父さんもお母さんも人間なんだから」という事を多く言っている気がする。
逃げかな?笑

未来をたのしみにして生きてもらいたい。
私も、これからをもっともっとたのしく生きたいです!


モノ作り・考
主人はいつも「好きなことを仕事にしなさい。」と子供に言っている。
いや、生意気な息子は
「お父さんはすきなモノを作ってるだけで、お母さんがそれを仕事にしてるんでしょ。」
とぬかしますがね。(私もムカついている時はそう思うけどね。笑)
でも好きなことを仕事にするって、過酷。シビアだ。

「モノ作り人」のあり方というのはいろいろな形態があり、いろんな人がいる。
個人、文化人として名を馳せたいがための手段であったり、
心に波風たてたくないという心理からの修行的職業だったり、
賞をとる、またその世界で著名になり皆を率いる、が夢だったり
アーティスト的だったり、職人的だったり、
自己表現のひとつがたまたま仕事になっていたり。
作品の販売方法ひとつとっても、
ギャラリーに販売委託する、イベントに出展する、個展をひらく、
同業者同士でイベントを開く、直販する、オーダーメイドで作る.......
ざっと思っただけでも多種多様。

みな基本的には作ることが好きなのには違いないだろうが(ちがう?)、
その先があるかないかが、職業としてのモノ作りの大事な部分だ。

個人として作品を世に出し、気に入ってくださった方に買ってもらう。
そこには大きな喜びと同時に、大きな「責任」もある。
ぜんぶ自分にかえってくる。
それを自覚し、二本足で踏ん張って世の中に立っていかないと
食ってもいけないし、喜びも得る事はできない。
個人のモノ作りへの追求は、生半可な気持ちじゃ続けられないものだと思うのだ。

昔、スーツを着たり、作業着をきたり、保守的世界に入ったり、
いくつかの転職をくりかえした末、
ダンナは自分が社会に不適応な人間だと思い込み、腐って荒れていた。
モノ作りに出会い、独立の覚悟を決めてからも、
腕だけでは仕事にならないのはその当時なりに充分承知していた。
その上で格闘をしてきた。
自分ができる事を追求していった。
(家には苦悩がかいま見られる作品が山ほどある。オーパーツと呼んでいる。笑)
作ることに向き合いながら、
ネットを通じて(ネットは赤ん坊を抱えた当時の私達にとって必要不可欠なツールだった。)
最大限にお客さんと直につながり、気持ちを吸い上げ、
自分の腕でできることに精一杯取り組んできた。

でもそれはあくまで彼の歩んできた道。

キャリアを経てとどまっていれば腐ることを、彼はわかっている。
個人で責任をもって世の中と繋がるには、姿勢が何よりも大事だと思うのだ。
お客さんにも、自分にも、作品にも。



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「胡楓堂」で彼は、
今まで10数年MWC.WORKSHOPで培ってきたのとは違うアプローチで
木を活かしたモノ作りに取り組んでいる。
黄楊を天然染料で染める、
仕上げの表情の付け方・磨き方の追求、
銘木の存在感の活かし方は驚きと発見がまだまだあり、
テーブルウエアや家具とはまた違う「装飾具」のモノ作りの喜びを
あらためて味わっているようだ。


脚色することもできる。仲間や世界に埋もれることもできる。
わずかながらの地位や肩書きやキャリアで覆うことも。




でも姿勢は作品に現れる。
その作品をキレイだといってくれる人が、
手にしてくださり、買ってくださり、使ってくださる。
そこに喜びと感謝の念が生まれる。
単純かもしれないが、このような社会との繋がり方を保つための努力を、
怠らずにいるのはたいへんなことだ。

先日胡楓堂のかんざしを買ってくださった方から、
「シンプルながら存在感のある簪。
この先の長い年月、私と一緒に年を重ねていってくれると思うと嬉しく思います。」
と言っていただいて、
とても感動している裕爾さん。


今のあり方には、今までの生き方、働き方が如実に現れる。
そしてそれは進化し、当然ながら形態もかわっていくはずだ。

アピール
いつもは行かないSEIYUに、いつもは行かない日曜の昼間に行ったら、
車いすの方と3人すれ違った。
住宅街の小さな平屋のSEIYU。
静で、賑わっている感があまりなくて、24時間営業で(あんまり24時間営業がすきではない)
これといった気に入りポイントが見つけられず、私は普段ほとんど行かないお店なのだけれど、
今日、次々と車いすの方とすれ違い、店を見回して
「このSEIYUは買い物がしやすいんだ....」と気付き驚いてしまった。
車椅子の方の視線でスーパーをみたことがなかった。
確かに駐車場からすぐ入れるし、入り口も広く、段差が少ない。
店内は過剰に広すぎず、通路は広くとられている。
食品から日用品、ちょっとした家電から花まで揃っている。
袋につめる台も高すぎない。電子レンジも低い位置にある。

.....個人の視野は、どうしたって狭い。知らないことだらけ。
狭いことも、知らない事ばかりなのも、自覚しなくちゃいけない。

.....同時にこのSEIYUも、チェーン店の流れにいるだけではなくて、
自信ある所をもっと広く知ってもらおうと”個”としてアピールすれば、
利用者も気持ちがよく、店を愛せるのにとも思った。
私はココをずっと“さみしいスーパーだなあ”とおもっていたから。
今日すれ違った車いすの方々は、
暮らしの中でこのお店をとても大事に思っておられるような表情をしていたから。

そう思い、その思いを自分に投げかけてみる。
はて自分は何をアピールできる?
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